去年のクワガタ画像を見つけたので沖縄のクワガタの木を説明

沖縄県の中南部でクワガタがつく木は?
沖縄県の中南部でクワガタがつく木というのは主に2種類あります。どちらも特徴がありますので今回をキッカケに覚えてしまいましょう。
まずはタブノキです。タブノキをウィキペディアで調べてみると
高さは20メートルほど。太さも1メートルに達する場合がある。
若い枝は緑色で、赤みを帯びる。芽は丸くふくらむ。葉は枝先に集まる傾向があり、葉は長さ8 - 15センチメートル、倒卵形。革質で硬く、表面はつやがあって深緑。
とのことです。とてもわかりにくいですね。詳しい説明は後述するとしてもう1つの木はショウロウクサギと言います。
幹は直立して高さ2~5m位になる亜高木で、冬には落葉し、若い枝は灰白色で短い毛があります。葉は幅の広い卵形で先はとがり、枝の両側に対になって付いています。夏、葉の付け根や枝先に集まるように、芳香のある小さな白い花が咲きます。実は球形で青く熟し、赤いがくの上に付いています。
こちらもわかりにくいですね。画像とともに説明していきます。
タブノキ クワガタが捕れる木①
沖縄でクワガタの木と言えばタブノキと言う方も多いと思います。それは、タブノキが土壌を選ばずに、日陰であれば沖縄のどこにでも生えているのが理由でしょう。
中南部であれば浦添大公園に何本か生えているのを確認しましたし、北部であれば名護城公園の展望台にも生えていました。

こちらは浦添大公園のタブノキ
タブノキの特徴は樹皮にブツブツがあり葉っぱが枝先に多いです。そして1番の特徴は枯れ葉のような茶色の葉っぱがある!この特徴を覚えていてほしいです。


まとめると
- 樹皮にブツブツ
- 葉っぱは枝先に多い
- 枯れ葉が混じっている
- 陰樹のため道沿いよりも木が密集している森のような場所に生えている場合が多い

ショウロウクサギ クワガタが捕れる木②
ショウロウクサギはタブノキと違い陽樹のため、道路沿いや公園のまわりなど、目につく場所に生えている場合が多いです。
また、枝や幹も細いため簡単に木を揺すってクワガタを捕ることもできます。つまり、クワガタを捕りやすい木だと言えます。
ただ、目につきやすく揺すりやすいということでライバルも多く、すでに先客がクワガタを捕っていて何もいない場合が多い木でもあります。

浦添市の道路沿いに生えていたショウロウクサギ
ショウロウクサギの特徴はなんといっても白い花です。日光が当たる道沿いや公園まわりに画像のような白い花があればショウロウクサギの可能性が高いです。
花びらはハート型というか画像の左側の丸っぽい形をしています。また揺すると花びらが雪のように降ってきます。
こちらの木は白い花が目立つのでタブノキと違ってわかりやすいと思います。
タブノキは幹が太いので揺すってクワガタを落とすという作戦が使いにくいのですがこちらのショウロウクサギは幹が細く簡単に揺すれます。
クワガタの木はどこにあるの?
沖縄県の中南部でクワガタのつく木は?で記載の通りタブノキは陰樹、ショウロウクサギは陽樹です。
ですのでタブノキは森の中。ショウロウクサギは森の外側に生えています。
クワガタがいる公園
- 那覇市末吉公園
- 浦添市大公園
- 宜野湾市嘉数高台公園
他にもありますが中南部で有名な公園はこの3つです。
いつから捕れる?
毎年6大体月頃から捕れ始めます。

クワガタ捕りに必要な物
クワガタがいる場所はハブもいますので必要な物はクワガタ捕りの道具+ハブ対策になります。必要な物を記載しますので余裕があれば(できる限り)揃えてください。
- 虫捕り網
- 虫かご
- 長袖、長ズボン(できる限り厚手)
- タオル(首回り保護用)
- 軍手
- 長靴
- 帽子
- 水筒orペットボトルの水
- 虫よけスプレー
- LEDライト
- ポイズンリムーバー(ハブ対策)
とにかくハブが怖いです。
ポイズンリムーバーについてはハブクラゲにも使えますし1つ緊急用に1つは持っていた方がいいと思います。
最後に
クワガタが好む木にはハチや様々な虫、また草木が生い茂った場所が多いです。沖縄にはハブもいますので子どもを連れている場合は特に注意してクワガタ捕りを楽しんでください。
夏になれば実際にクワガタ捕りを行った場所や時間、捕った方法なども記事にしたいと思います。