キャンプやBBQはもちろん、最近では運動会やピクニック、フリーマーケットなどでも気軽に使用する方が増えてきたワンタッチタープ。

強い日差しや雨から身を守ることができ、尚且つ場所取りが必要な場合には自分の居場所が一目で分かるようになります。
設営も人数がある程度いれば簡単でとても便利なアイテムです。
ただ、設営が不慣れな2人だったり、1人しかいない場合、ワンタッチタープの設営が結構大変だったりします。
さらに重量があるタイプだと持ち運びも大変で移動だけで疲れてしまいます。
そこで今回は重量が軽く設営が簡単なワンタッチタープを紹介したいと思います。
- ワンタッチタープの魅力
- ワンタッチタープの選び方
- どういうワンタッチタープを買えばいいのか分からない人におすすめなサイズや重量!
- ファミリーにおすすめのワンタッチタープ
- BUNDOK(バンドック) ワンアクション アルミ タープ コンパクト 250 BDK-123
- FIELDOOR (フィールドア)ワンタッチスクリーンテント
- QUICKCAMP(クイックキャンプ )ワンタッチタープ
- キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)スーパーライトタープ ワイド 245 UV-S
- コールマン(Coleman)タープ イージーキャノピー ST2/220
- montagna(モンターニャ) 軽量アルミワイドタープテント2.5m
- E-Z UP(イージーアップ) ワンタッチテント ビスタスポーツ
- 】山善(YAMAZEN) キャンパーズコレクション アルミワンタッチタープ 250×250cm
- QUICKCAMP(クイックキャンプ)スクリーンタープ 3m QC-ST300
- ワンタッチタープはスチールでもアルミでも風に弱い!
- まとめ
ワンタッチタープの魅力
ワンタッチタープは通常のテントと比べると設営の難易度がかなり低くなります。
最近のテントは設営が簡単だといわれているタイプも多いですが、それでもワンタッチと謳っているだけあり結構簡単に設営できてしまいます。
種類によりますが、イメージとしては収納しているバッグから出して広げて屋内だと完成!屋外であれば風があるため、追加でペグ打ちといった感じになります。
簡単で気楽に設営できるため、使用用途は多岐にわたり、キャンプ(デイキャンプ)・BBQ・部活等の休憩場所・フリーマーケットなど様々なシーンで使用することができます。
キャンプで使用するテントなどと比べると敷居が低く、便利で色々な場面で使用できるのがワンタッチタープということになります。
ワンタッチタープの選び方
ワンタッチタープはどこで使うか、誰と使うか、何人で使うか、といったことを考えて購入する方が後々、後悔しにくいと思います。
例えば、毎月ワンタッチタープを使う!といった方でいつも4人〜6人ぐらいの人数で使用するのであればワンタッチタープのサイズは250×250cmか300×300cmを選んだ方が良いですし、フレームは毎月使うのであれば軽く持ち運びが楽なアルミ製を選ぶ方が多くなると思います。
他には普段あまり使わないけど年に1度ぐらい家族4人で家の庭を使ってBBQで使用するのであれば200×200cmか250×250cmぐらいがちょうど良いサイズです。
フレームは錆も重さも気にしなくてもいいのでスチールでもいいですね。もちろんこの条件ならアルミでも問題ないですね。
このように一口にワンタッチタープといっても使用者の目的によって必要なタイプは異なります。
自分に必要なワンタッチタープはどのようなタイプなのかをしっかり見極めてから購入しましょう。
こちらの記事でのおすすめワンタッチタープは、汎用性がありどんな場面でも使用できる軽くて設営が簡単なタイプを紹介します。
使用する人数で選ぶ
ワンタッチタープは200~300cm四方のサイズで販売されているのが一般的です。
適性人数は200×200cmが3~4人用、250×250cmが4~5人用、300×300cmが5~6人用といわれています。
ただ、大きいサイズの方が面積が大きいため日陰を作る規模や雨天時の内雨を防いでくれるのに適しているのは間違いないです。
基本は適性人数を確認して自分に合った人数のワンタッチタープを選びましょう。
重量で選ぶ
重量があるスチール製は重さがあり丈夫なので風に強く安定感があります。
ただ、重さがあるということは持ち運びに負担が掛かるということは覚えておきましょう。
たった1〜2kg変わるだけで負担は全然違います。
強風下で使用する場面が少ないのであれば出来る限り重量が軽いタイプを選びましょう(そもそも強風下であればワンタッチタープの設営を控えた方が良いと思います)。
どういうワンタッチタープを買えばいいのか分からない人におすすめなサイズや重量!
私がおすすめするワンタッチタープの条件はアルミ製で重量が軽くサイズは250×250cmです。
軽いアルミ製で10kg以内、サイズは250×250cm
が1番汎用性が高く、様々なシーンで活躍できます。
キャンプにハマっていたり大家族であれば他の選択肢もありますが、一般的な家庭であればこの条件を満たしているワンタッチタープを購入すれば後悔することはほぼ無いでしょう。
どんなワンタッチタープを買えばいいのか迷っている、悩んでいる方はサイズは250×250cmを目安に重量は10kg以下を選びましょう。
ファミリーにおすすめのワンタッチタープ
重量が10kg以下のワンタッチタープを見てみましょう。サイズは大体250×250cmです。他のサイズもありますが大きな差はないように選びました。
重要視したのは重量でこれから紹介するワンタッチタープは全て10kg以下になります。
BUNDOK(バンドック) ワンアクション アルミ タープ コンパクト 250 BDK-123
BUNDOK(バンドック) ワンアクション アルミ タープ コンパクト 250 BDK-123の特徴
* 価格 ¥12,900(Amazon)
* サイズ 250×250×250cm 高さ6段階調整可
* 収納時 90×20×21cm
* 重 量 約7.9kg
* 材 質 フレーム/アルミ合金・ナイロン・ABS樹脂・ポリプロピレン 天幕/ポリエステル
* セット内容:フレーム×1・天幕×1・ロープ×4・ペグ×8・収納ケース×1・取扱説明書
* 収束式・シーム加工・組立式(ワンアクションタイプ)・UVカット
簡単設営を売りにしている BUNDOK(バンドック) ワンアクション アルミ タープ コンパクト 250 BDK-123 。設営はワンアクションで可能となっています。

フレーム中央部分にワンアクションシステムがあるのでそれを持ち上げるだけで組み立てることができます。

重量は約8kgで軽く女性でもワンタッチタープの中でも比較的楽に持ち運びができると思います。
もちろん、収納ケース、ペグがセットになっていますので買ってすぐに使える(ハンマーは別売りです)仕様なのもありがたいですね。
FIELDOOR (フィールドア)ワンタッチスクリーンテント
FIELDOOR (フィールドア)ワンタッチスクリーンテントの特徴
* 価格 ¥8,670(Amazon)
* サイズ 285×285×208cm
* 収納時 122×16×16cm
* 重量 約6kg
* 材質 ポリエステル / スチール / グラスファイバー
* セット内容 スクリーンテント本体 ・キャノピーポール×2・ロープ×6・ペグ×10・プラスチック製ハンマー×1・キャリーバッグ ・取扱説明書 / 保証書
こちらはワンタッチタープではなく、スクリーンテントという商品になります。サイズはおすすめの250×250cmより少し大きめの285×285cmですね。
ただ、重量が軽いのとテント型の形なので大きくは感じないと思います。
テントとワンタッチタープの間のようなデザインでクイックキャンプのワンタッチタープやスクリーンタープに似た商品ですね。
組み立ても簡単で「広げて持ち上げるだけ!」という親切設計で女性だけでも簡単に設営できます。

4面全てメッシュスクリーンが付いているのも嬉しいですね。虫の侵入を防ぐことができるので色々な場面で使用することができます。

日よけシートが別売りで販売しているので必要な方は一緒に購入しても良いと思います。
また、キャンプではテントと一緒に使用することでリビングルームにもなり便利ですね。
2ルームテントに早変わり!

こちらの商品も収納ケース、ペグがセットになっていますので購入後、すぐに使えます。簡易のプラスチック製ハンマーが付いているのもありがたいですね。
QUICKCAMP(クイックキャンプ )ワンタッチタープ
QUICKCAMP(クイックキャンプ )ワンタッチタープの特徴
* 価格¥9,980(Amazon)
* サイズ 255×255×200cm
* 収納時 17×17×124cm
* 重量 約5.6kg
* 材質 ポリエステルオックスフォード UPF50+ポール/ファイバーグラス
* セット内容 キャリーバッグ×1・テント本体×1・ペグ×8・固定ロープ×4・フルフラップ×1
クイックキャンプ (QUICKCAMP)のワンタッチタープは60秒設営といわれるほどすぐに設営できるのが特徴です。他のタープと違い1人でも簡単に設営できる様に設計されているのも特徴です。
そのため手間や時間を短縮することができ、設営のストレスを軽減することができますね。

また、圧倒的なまでの重量の軽さも特徴で約5.6kgという軽さなので、イベント等で荷物が多くなりがちな人や女性におすすめです。UPF50+なのも女性には嬉しいポイントだと思います。

サイズ的には255cmですが注意点が1つ。他のワンタッチタープ250cmと比べると実物は小さく感じます。
理由は下部分と上部分のサイズの違いです。少し三角形に近い形になっていて上部分を狭めているので圧迫感で小さく感じます。
大人4人以上で使うのであれば、もうワンサイズ大きいクイックキャンプ (QUICKCAMP) スクリーンタープ 3m QC-ST300も視野にどちらにするか検討してしても良いかもしれないです。
ちなみにワンタッチタープは色違い(KiUコラボ)で¥7,109¥5,980(2019.11.22さらに安売りです。)もあります。かなり安く買えるのでデザインにこだわりがなければこちらが超おすすめですよ。
7,109円⇒5980円に値下げされています!この価格なら迷わずこの商品を「買い!」です!
今、販売されているどの商品よりもクイックキャンプのワンタッチタープを買いましょう!
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)スーパーライトタープ ワイド 245 UV-S
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)スーパーライトタープ ワイド 245 UV-Sの特徴
* 価格 ¥13,700(Amazon)
* サイズ 245×245×215cm
* 収納時 99×16×19cm
* 重量 約5.5kg
* 材質 フライ/ポリエステル(シルバーコーティング)450mm防水、フレーム/アルミニウム合金(表面加工=アルマイト)、ルーフポール/グラスファイバー
* セット内容 フライ1枚・ルーフポール1本・フレーム1個・ペグ8本・ガイドロープ4本・ペグ用収納袋1枚・キャリーバッグ1枚
クイックキャンプのワンタッチタープと殆ど変わらない重量5.5kg。こちらの相当軽く持ち運びの負担を軽減してくれます。

設営は流石にクイックキャンプのように1人では難しいですが2人いれば簡単に立てることができます
コールマン(Coleman)タープ イージーキャノピー ST2/220
コールマン(Coleman)タープ イージーキャノピー ST2/220の特徴
* 価格 ¥17,980(Amazon)
* サイズ 220×220×227cm
* 収納時 20×20×115cm
* 重量 約8.4kg
* 材質 シェード/150Dポリオックスフォード(PU防水、シームシール)、フレーム/スチール
* セット内容 ペグ、ロープ、キャリーバック
少し小さめですがスチール製のため、他の商品より丈夫で壊れにくいです。
また、スチール製の割に重量が軽く10kgを切る8.4kgとなっています。

この重量であれば組み立て後の急な移動であっても2人で運ぶことができますね。
また、こちらはよくあるバッグから出してそのまま広げるタイプではないので注意しましょう。

設営自体はそこまで難しいものではないので安心してください。
montagna(モンターニャ) 軽量アルミワイドタープテント2.5m
montagna(モンターニャ) 軽量アルミワイドタープテント2.5m の特徴
* 価格 ¥7,980
* サイズ 250×250×240cm
* 収納時 20×20×120cm
* 重量 約7.5kg
* 材質 アルミ/スチール/PP/鉄
* セット内容 本体・日除けシート1枚・ペグ12本、ロープ4本・収納バッグ・取扱説明書
よくあるデザインのシンプルなワンタッチタープです。シンプルなので設営も分かりやすく、周りに人が何人かいればほぼ間違いなく誰かが設営方法を知っていると思います。

このデザインだとスチール製が多く、重量が重いことが多いのですが、こちらはアルミ製なので軽く取り扱いやすいです。

高さも3段階調整することができるので用途に合わせて使うことができるのも嬉しいですね。
E-Z UP(イージーアップ) ワンタッチテント ビスタスポーツ
E-Z UP(イージーアップ) ワンタッチテント ビスタスポーツの特徴
* 価格 ¥13,136
* サイズ 250×250×220cm
* 収納時 17cm×18cm×110cm
* 重量 10kg
* 材質 スチール/170デニール/ポリエステル100%
* セット内容 本体・ローラーキャリーバッグ・杭
カラフルなデザインが多く、運動やBBQなどの目印にしやすいワンタッチタープです。

設営後に高さの調整も可能です。
パーツの一つ一つがしっかりしているので使いやすい設計になっています。L字ロックも押しやすいボタンタイプになっていますし、破損しやすい天幕コーナー部分は補強されています。

意外と大変な片付け時の解除ロック。結構ロックし難いタイプもあるんですがこちらはプルピン式に変更して力の弱い人でも解除がし易くなっています。

地味にありがたいですね。
また、天幕は米国の難燃性基準CPAI-84に適合しているため、燃えにくくなっています。もし燃えてしまっても燃え広がる速度は遅いため、その間に消火措置をとることができ安心です。
】山善(YAMAZEN) キャンパーズコレクション アルミワンタッチタープ 250×250cm
山善(YAMAZEN) キャンパーズコレクション アルミワンタッチタープ 250×250cmの特徴
* 価格 ¥12,118
* サイズ 250×250×170/252cm(2段階)
* 収納時 20×20×122cm
* 重量 約6.3kg
* 材質 アルミ/ポリエステル
こちらはシンプルなワンタッチタープになります。重量、サイズともにバランスが良いです。

もし、店頭に販売されていたらまずは購入候補1位で良いと思いますが、ネット通販で購入するのであれば正直、他のワンタッチタープの方がおすすめです。

QUICKCAMP(クイックキャンプ)スクリーンタープ 3m QC-ST300
QUICKCAMP(クイックキャンプ)スクリーンタープ 3m QC-ST300の特徴
* 価格 ¥13,990
* サイズ 300×300×210cm
* 収納時 20×20×135cm
* 重量 約7.3kg
* 材質 150D/ポリエステル/75D/ファイバーグラス&スチール
QUICKCAMP(クイックキャンプ)のワンタッチタープよりも大きめなスクリーンタープです。
デザインは似ていますが、こちらは用途によりフルクローズ・フルメッシュ・フルオープン・キャノピー(ポール別売り)と様々な使い方ができます。

設営時間も1人で約90秒と信じられない速度で組み立てることができるのが特徴です。

1人で設営可能なワンタッチタープはいくつかありますが、公式で1人で設営可能、さらに短時間というのは今のところ他にないと思います。

300×300cmだと普通はもっとデカい感じなんですがこちらは上側がスリムになっているのでそこまで大きくは見えず、むしろ丁度良いサイズに仕上がっています。
これから家族が増えるかもしれないので少し大きめサイズの購入を検討しているのならクイックキャンプのワンタッチスクリーンタープがおすすめです。
ワンタッチタープはスチールでもアルミでも風に弱い!
ワンタッチタープは基本的に風に弱いです。
とはいっても、風が少しでも吹いたら使えないという訳ではありません。
最近のワンタッチタープにはちゃんと強風対策が施されているモノもあります。
また、しっかりとペグ打ちをしていれば多少の風なら問題ありません。
ワンタッチタープはペグ打ちしないと簡単に風で飛ばされます!
わたしは過去にペグ打ちをサボり、スチール製のワンタッチタープ(13.7kg)を風で飛ばされた経験があります。
その時には周りに被害はなくワンタンタープ自体はフレームの一部分破損だけで済んだのですが・・。
見事にフレームがポッキリ逝きました!

この時に学んだのはしっかりと強風対策(ペグダ打ちとロープ張り)は行おうという事でした!
10kg以上の大きなワンタッチタープが風で飛ぶのは恐怖ですよ!しっかりペグは打ちましょう。
ワンタッチタープにおすすめのペグ
使用ペグは鍛造ペグ以外が良いと思います。
鍛造ペグは重く持ち運びが大変です。軽いワンタッチタープを選んでいるのに重いペグを持つのはちょっと違う感じがしますもんね。
さらにもしワンタッチタープがペグ打ちしていても飛ばされた場合、あの重く尖ったペグが宙を舞う!なんてことになると・・。恐怖しかないです。もちろんしっかりとした打ち方である程度の長さ(28cmぐらいあれば安心)があれば鍛造ペグでもいいと思います。
ただ、安全、安心を求めるならワンタッチタープで使用するペグはアルミ・スチール製のペグにしましょう。
鍛造ペグほどの固定力はないですが、軽さと固定力のバランスが取れている扱いやすいペグです。
後は、ペグが使えないアスファルトなどでは注水式ウェイトなどを使いワンタッチタープが飛ばない様にする工夫が必要です。
注水式ウェイトでおすすめはQUICKCAMP(クイックキャンプ)の注水式ウェイト (QC-TW10)です。10L×4個セットで水を入れるまでは当然軽く持ち運びが楽なので便利です。
Amazonで¥4,460で販売されています。
まとめ
ワンタッチタープは種類がたくさんあり、そこからさらにサイズで悩まされます。
適当に買うといざ使った時に「もっと調べて買えば良かった・・。」なんてことも多いと思います。
ファミリー4人〜6人程度であれば今回紹介したワンタッチタープから自分に合ったタイプを選べば間違いありません。
こちらではアルミ製で250×250cm程度のサイズを中心に紹介しました。もっと大きなサイズであれば同じ製品でのサイズ違いがある場合も多いので参考にしてください。
丈夫で壊れにくいワンタッチタープであればスチール製が多くなります。こちらでほとんど紹介していないので注意してください。
こちらで目的に合ったピッタリのワンタッチタープがあると幸いです。